平成31年3月13日(水)
『言語障害に対するコミュニケーション~高齢者への接し方~』と題し、当施設の言語聴覚士である飛武STによる当施設職員を対象とした研修を開催しました。

「話す」「聞く」等の機能が疾患により低下されてしまった方へのコミュニケーション方法や、『言葉を伝える』ことについて疑似体験を行いながら学びました。

数秒の会話のやり取りでも、まずは頭の中でイメージを膨らませ、その後にそのイメージを言葉に変換し発声するという、とても複雑なことの組み合わせで成り立っていると改めて学びました。
それでは「失語症疑似体験学習」です。
言語障害を持っておられる方の気持ちをイメージしながら、≪犬が歩いている≫ことを相手に伝えます。
ルールは・・・
・直接的に関連する固有名詞や動詞は使わない⇒ワンワン等の鳴き声も使わない
・漢字や仮名などで書くこともできません。ただし絵は描いてもよい。

「え~と・・・動物で・・・」
「ペットとして飼う事が多くて・・・」
「え~と・・・・・・」

「犬」を伝えるだけでも一苦労です。
職員で一対一の疑似体験もしてみます。



「・・・・・・言葉がでてこない・・・」
言葉を伝えることがこんなにも難しかったとは・・・
職員自身が体験することで改めて、コミュニケーションの大切さや疾患をお持ちの方のお気持ちにほんの少し近づき、学ぶことができた研修会でした。
利用者の方々のお気持ちに寄り添った支援が出来る様に、今回の研修での学びを活かし、日々の業務に励みたいと思います。